骨と骨の間には、骨同士が直接当たらないように、クッションの役割をする関節軟骨というものがあります。 この軟骨が様々な原因ですり減ることで骨同士がぶつかり、痛みを生じてしまいます。
膝の痛みの症状は、病気、スポーツ、長年の生活習慣、加齢によるものなど、その原因は様々です。
大きく分けて以下の5つが挙げられます。
① 変形性膝関節症などの膝疾患
変形性膝関節症は、中高年になって膝が痛くなる病気の中で一番多いものです。
骨と骨の間の軟骨がすり減り、間が狭くなってしまうことによって痛みが生じます。
また、免疫異常によって関節軟骨が破壊される関節リウマチは、手足の指から全身にかけて痛みを起こします。
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② スポーツによる膝への負担
下半身の筋肉を強化することは膝の痛みの予防のために重要なことです。
しかし、疲労が溜まっている状態で運動したり、過度な運動を続けたりすると、
膝に負担がかかり、膝を支える筋肉や靭帯を痛める原因になります。
③ 長年の生活習慣(O脚、X脚)によるもの
先天的なものではなく、これまでの生活習慣によってO脚やX脚になった場合、
膝関節に負担がかかって膝が痛みます。O脚は膝の内側、X脚は膝の外側に負担がかかり、それぞれ痛みます。
④ 体重の増加や肥満
体重が急激に増えた人や、肥満体質の人は、自分の体重を支えるために膝や腰に負担がかかります。
歩くことで、自分の体重の約3倍の重みが膝にかかるといわれ、体重の増加にともない痛みが出てきます。
⑤ 太ももの筋肉の衰え
運動不足や疲労、日常生活での姿勢などによって、太ももの周辺の筋肉が衰えることがあります。
そうすると、膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなり、膝へ負荷がかかります。